イヤホンを数多く手掛ける1MORE（ワンモア）は、2024年9月12日（木）に同社の最新モデル『1MORE Q20 ワイヤレスイヤホン』（以降、1MORE Q20）の販売を開始しました！
4,000円台のリーズナブルな価格に対して、クリアなサウンドと長時間持続するバッテリー、そして4基のノイズキャンセリング対応マイクを備えており、コストパフォーマンスに優れた一品となっています。
今回、開発元の「1MORE INTERNATIONAL LIMITED」様よりサンプルを提供していただいたので、実際に使用した感想を基に良かった点・悪かった点を紹介していきます！
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| ブランド・メーカー | 1MORE（ワンモア） |
| 製品名 | 1MORE Q20 |
| 対応OS | Android10以上、iOS13以上 |
| 形式 | カナル型 / インナーイヤー型 |
| 色 | ブラック、ホワイト |
| アプリ | 非対応 |
| 接続方式 | 無線（Bluetooth 5.3） |
| 防水規格 | IPX4 |
| 搭載ドライバー | 10mmダイナミックドライバー |
| インピーダンス | 32Ω |
| Bluetoothプロトコル | HFP / A2DP / AVRCP |
| 周波数 | 2.400GHz ~ 2.4835GHz |
| 搭載マイク | 4基（ノイズキャンセリング対応） |
| 充電 | USB-C充電 |
| バッテリー容量 | ・イヤホン：37ｍAh ・ケース：500ｍAh |
| 充電時間 | ・イヤホン：約1.5時間 ・ケース：約2時間 |
| 連続使用可能時間 | 【ANC Off】 ・イヤホン：約5.5時間 ・イヤホン+ケース：約30時間 【ANC ON】 ・イヤホン：約4時間 ・イヤホン+ケース：約22時間 |
| 重量 | ・イヤホン：約4.0g(片耳) ・ケース：約31g |
今回紹介する『1MORE Q20』は、アクティブノイズキャンセリングやゲーミングモードを搭載し、カナル型とインナーイヤー型を自由に選べる高コスパのワイヤレスイヤホンです。
▼イヤーピースの脱着で、カナル型 / インナーイヤー型の好きなタイプを選べる2WAY仕様。
イヤホン本体の重量は約4.0g(片耳)と非常に軽量。人間工学に基づいて設計されたデザインにより、快適な着け心地を楽しめます。
▼IPX4等級の防水性能を備えており、汗や水滴が付着しても壊れづらくなっています。
イヤホン側面をタッチすることで、様々な機能にアクセス可能。いちいちスマホ等を操作せずとも、思い通りの操作を行うことができます。
コンパクトかつ軽量な筐体には、10mmダイナミックドライバーを内蔵。低音から高音域にいたるまで、クリアで繊細、かつダイナミックなサウンドを楽しめます。
1MORE独自のQuietMax技術を採用したアクティブノイズキャンセリング（ANC）機能により、クリアな音質と優れたノイズ遮断効果を実現。楽曲の魅力を最大限にまで引き出します。
4基のノイズキャンセリング対応マイクを備えており、周囲の環境音（ノイズ）を低減して、通話者の声のみをクリアに届けることができます。
そしてバッテリー持続力も優れており、イヤホン単体で最大5.5時間、チャージケースを含めれば最大27.5時間もの連続使用が可能。旅行先などに持参した場合でも、安心して長時間利用出来ます。
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧
- イヤホン本体
- チャージケース
- ユーザーマニュアル
- 予備イヤーピース
▼ユーザーマニュアルは日本語にも対応しているので安心。
チャージケース
▼イヤホン本体の充電器も兼ねたチャージケース。丸みを帯びた可愛らしいフォルムです。
▼指でつまんだり、手のひらに収まるほどのコンパクトサイズ。
▼チャージケース下部には、充電用のType-Cポートが用意されています。
チャージケース自体はコンパクトで非常に軽く、ズボンなどのポケットにもラクラク入るサイズです。
▼上部のフタをカパッと開けると、左右のイヤホンがスッポリ収まっています。
イヤホン本体
▼イヤホン本体。
▼気を付けないと紛失し兼ねないほど小さいです。
▼イヤホン側面にはタッチ操作パネルが内蔵。
▼AirPods Pro（画像右）と並べた様子。
▼AirPods Pro（画像右）とほぼ同程度のサイズです。
デバイスとの接続（ペアリング）方法
『1MORE Q20』はBluetooth 5.3によるワイヤレス接続に対応しており、接続（ペアリング）方法はいたってシンプルです。
イヤホンを収納した状態でケースのフタを開けるだけで、初期状態では自動的にペアリングスタンバイ状態になります。
デバイス側で "1MORE Q20" が表示されるので、選択することで接続（ペアリング）が完了します。
これだけの手順で接続を完了できます。とても簡単ですね！
次回以降はケースのフタを開くだけで自動的に接続されるようになるため、この手のデバイスの扱いが苦手な方でも、全く問題なく使用できるでしょう。
快適な装着感
実際にイヤホンを装着してみました！
ペアリング済みのイヤホンをケースから取り出し、両耳穴に装着します。
イヤホンは片耳で約4.0gほどしかなく、装着しても重さや不快感などは一切感じません。
長時間装着し続けても耳が痛くなったり、疲れることもなく、装着した状態で動き回った場合でも落ちてしまうことはありませんでした。ランニングんど、激しい動きを伴うスポーツにも適しているでしょう。
快適な装着性を実現できていると言えます。
繊細かつダイナミックなサウンドを楽しめる
実際に本製品を使用して様々な楽曲を視聴してみましたが、音質は良好で、4,000円台のリーズナブルなワイヤレスイヤホンとは思えないほどのクオリティを実現出来ていると感じました。
10mmダイナミックドライバーを内蔵していることで、低音から高音域にいたるまで、クリアで繊細、かつダイナミックなサウンドを楽しめます。
特に中～高音域に関しては、実にクリアなサウンドを実現できています。特にボーカル音の響きが良く、生歌に近い印象を受けるレベルでした。ホワイトノイズ等も特になく、高音でも割れることはありません。
この価格帯でこれほどの音質を実現できているワイヤレスイヤホンは珍しく、コストパフォーマンス的にはなかり優れていると言えます！低音こそハイエンドモデルと比べると弱い印象を受けますが、ボリュームを上げれば十分に満足度の高い音圧の、ダイナミックな音を楽しめました。
この価格帯のワイヤレスイヤホンの中では、かなり優れたサウンド品質を実現できていると言えます！
▼イヤーピースを付けた状態（カナル型）であれば、音漏れもほとんど気になりません。
ちなみに、計4基のノイズキャンセリング対応マイクの性能も良好。友人とのLINE通話に使用しましたが、互いの声が聞き取りづらく感じることもなく、明瞭な会話を楽しむことが出来ました。
一方で、ANCおよび外音取り込み機能はやや弱い気もします。この点は価格相応と言うべきでしょうか。
取り回しがスムーズ
実際に『1MORE Q20』を使用すると、取り回しが実にラクなことに気が付きます。
まずケースからイヤホンを取り出すと瞬時にペアリングされ、耳に装着する頃にはサウンドを出力する準備が完了しています。ワイヤレスイヤホンによってはペアリングに時間のかかるタイプもある一方で、本製品はその点でストレスに感じることはありません。
そして使い終わった際は、ケースに収納することでBluetooth接続が自動的に解除され、充電が行われます。
この流れが非常にシンプルでラクなため、日常の中でストレスなく自然に使用し続けることが可能となっています。ユーザービリティに優れた設計が成されていますね！
タッチ操作で各機能へスムーズにアクセス
左右のイヤホンの側面をタッチすることで、ANCオン/オフ切替、曲送り/戻しなど、各機能へ瞬時にアクセスすることが出来ます。
感度は良好で、タッチ操作に対して迅速な応答性を見せます。タッチ機能は2回以上タッチした場合のみ機能するため、イヤホン本体の位置調整を行った場合などに機能が誤作動することもありませんでした。
▼タッチ機能一覧
| 操作 | 機能 |
| 2回押す(左/右) | 再生/停止 通話終了/応答 通話拒否 |
| 3回押す(右) | 次の曲 |
| 3回押す(左) | 前の曲 |
| 2秒押す(右) | ANCオン/ANCオフ/外音取り込み |
長持ちするバッテリー
このサイズにしては、本製品の充電は比較的長持ちする部類です。
イヤホン単体で最大5.5時間、チャージケースを含めれば最大27.5時間もの連続使用が可能。旅行先などに持参した場合でも、安心して長時間利用出来ます。
ケース本体のバッテリーが低下した場合は、Type-Cケーブルを接続して素早く充電することが可能です。
実際に1週間ほど試用してみましたが、1日に3～4時間程度使用する分には、1週間で1, 2回ほど充電を行うだけで事足りました。
いちいち充電する手間を省くことが出来る点も助かりますね！
10mmダイナミックドライバー搭載の安価で実用的なモデル
今回紹介した『1MORE Q20 ワイヤレスイヤホン』について、特徴をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 軽量かつコンパクトなケース
- 激しい動きでもズレ落ちない自然なフィット感
- IPX4の防水規格に対応
- 低音域から高音域まで優れた音質
- 音漏れはほとんど気にならない（イヤーピース装着時）
- ペアリングが簡単（スムーズ）
- 長持ちするバッテリー
- 性能に対してリーズナブルな価格
悪かった点
- ワイヤレス充電に非対応
- アプリ非対応
以上のように、4,000円台というリーズナブルな価格に対して優れたパフォーマンスを発揮する、高コスパなワイヤレスイヤホンとなっています！
基本的に音質が良く、特に中～高音域に関しては満足度の高いサウンド体験が可能です。この価格帯でこれほどの音質を実現できているワイヤレスイヤホンは珍しいですね。低音こそハイエンドモデルと比べると弱い印象を受けますが、ボリュームを上げた場合の音圧はそこそこ強いため、EDMなどの楽曲でも迫力のあるサウンドを楽しむことができます。
バッテリー持続力も優れており、外出先でもケース携行で長時間の連続利用が可能。
一方で、アプリ非対応な点がやや残念ですね。カスタマイズ性に欠けている点が、本製品の弱点と言えると思います。
しかし、この価格帯では十分に高いクオリティを実現できていると言えます。
手ごろな価格帯でそこそこ実用的なワイヤレスイヤホンを探している方には、是非オススメしたい一品です！
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