最近では直接顔を合わせることなく、ネット回線を利用してカメラ越しで会話したり会議に参加する "オンライン通話" に参加する人々が増えてきましたね!
オンライン通話を行うためには、おもに以下の2つのガジェットが必要となります。
- ウェブカメラ
- マイク
これらのガジェットを1ずつ集めるのってメンドクサイですし、何より製品の種類が豊富すぎて、どのモデルを選べば良いのか分からない方も多いのではないでしょうか?
そこで当サイトでは以前、マイクとカメラとが一体化したオススメのウェブカメラとして『eMeet C950』を紹介しました。
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『eMeet C950 ウェブカメラ』レビュー!安価で高性能なコンパクトモデル
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しかし『eMeet C950』は視野角が狭く(70度)、また水平方向のカメラ回転が出来ないため、1~2人といった少人数の使用のみに限られます。
そこで今回は、フルHD解像度・96度の広視野角レンズを搭載しつつ価格もリーズナブルなウェブカメラ『eMeet C965』について紹介したいと思います!
▼カメラ・マイク一体化モデル
ブランド | eMeet |
型名 | C965 |
解像度 | 1920 X 1080(フルHD) |
画像キャプチャ速度 | 30fps |
レンズ視野角 | 96度 |
有効画素数 | 200万画素 |
内蔵マイク | ノイズリダクションマイク2基 |
収音方向 | 360度全方位 |
対応OS | Windows 7以降 Android 5.0以降 Mac OS 10.10以降 等 |
接続方法 | USBケーブル |
梱包サイズ | 12.6 x 8.1 x 6.6 cm; 200 g |
今回紹介する『eMeet C965』は、最大解像度 1080p/30fp、有効画素数200万画素とクリアかつ滑らかな撮影が可能。そして96°の広角レンズを搭載しており、広い範囲を歪みなく映し出すことのできるウェブカメラです。
▼コンパクトサイズでも持ち運びにも適しており、プラグアンドプレイにも対応しているため、外出先でも気軽に利用できます。
自動光補正機能を搭載しており、暗い環境でオンライン通話を行う際にも、ホワイトバランスを自動的に修正することで、十分な光源がなくても見やすい映像を届けることが出来ます。
オートフォーカス機能も備えており、カメラの前でせわしなく動いても、自動的にピントを合わせて常に鮮明な映像を届けることが出来ます。
本製品に実装されているレンズは96度の広視野角に対応しており、広い範囲のウェブ会議参加者を映し出すことが出来ます。
また柔軟な可動域を擁しており、上下40度、左右360度の範囲でカメラ方向を調節することが可能となっています。
これにより、ある程度参加人数の多いウェブ会議にも対応することが出来ます。
カメラ内部には2基のノイズキャンセリングマイクを内蔵。これ1台でウェブ会議の準備をすぐに整えることが可能です。
そして本製品にはプライバシーカバーが付属しており、カメラ部分に取り付けることで、非使用時に誤ってカメラ映像を流出させてしまったり、盗撮やウイルス等の不正起動による、プライバシー流出を防ぐことが出来ます。
このように、充実した機能・スペック構成に対して、4,000円台とリーズナブルな価格であり、コストパフォーマンス的にも優れたモデルとなっています。
今回、開発元より本製品を提供して頂いたので、実際に使用した感想を元に良かった点・悪かった点などをレビューしていきます!
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧
- ウェブカメラ本体
- 説明書
- プライバシーカバー
▼説明書は一部日本語にも対応しています。
▼カメラのレンズ部分を覆うことのできるプライバシーカバーが付属しています。
▼シールを剥がすと両面テープになっており、カメラ上部に貼り付けるカタチで取り付けます。
ウェブカメラ本体の外観
▼ウェブカメラ本体の外観。筐体裏側からUSBケーブルが伸びています。
本体は手のひらに収まるほど非常にコンパクトかつ軽量です。
▼カバンなどに入れて持ち運んでも支障にならないサイズ。
▼スタンド部の裏側には、外付けスタンドを取り付けるためのネジ穴が用意されています。
▼スタンドは0~180度の範囲で開閉可能です。
▼USBケーブルは約1メートルほどの長さがあります。
このように、スタイリッシュかつコンパクトなデザインとなっています。
オシャレなオフィスに設置しても違和感はないでしょう。
プラグアンドプレイ対応で接続も簡単!
本製品はプラグアンドプレイに対応しているため、USBケーブルを接続するだけであっという間に使用を開始できます。
▼実際にモニター上へ設置した様子。
▼スタンド部分のツメをモニター上部に引っ掛けるカタチで設置します。
▼安定性は良く、ちょっとやそっとの振動や、USBケーブルを軽く引っ張る程度で落ちることはありません。
本体から伸びるUSBケーブルをPCに接続することで、自動的にセットアップが完了して利用可能状態となります。
以上でウェブカメラの利用準備は完了です!非常に簡単なので、PCに詳しくない方でも問題なく使用できます。
▼あっという間に利用可能状態となります。
ウェブカメラの使用にあたり、ドライバやソフトウェアのインストールが不要なため、社用PCなどで利用する場合にもうってつけのウェブカメラとなっています。
実際に使用した感想
それでは、『eMeet C965』を実際に使用した感想について紹介していきます。
今回は機能テストとして、LINE通話やSkype会議、Google Meetsなどにおけるオンライン通話に使用してみました。
鮮明で滑らかなフルHD画質の映像
実際にオンライン通話で本製品を使用してみたところ、1080p(フルHD)解像度に対応した、実に鮮明でクリアな映像が映し出されました。
▼ヒトの輪郭から表情、背景の様子にいたるまで、実にクリアに映し出されます。
96°の広範な視野角をカバーする一方で、映像が変に魚眼レンズ的な歪みを生じることもありません。
発色も良好で、肉眼で見た場合と近い自然な色合いを実現しています。
体を激しく動かしたりしても、気になるレベルの残像は生じませんでした。
また固定フォーカス機能により自動的にピントを合わせてくれるため、被写体とカメラとの距離が前後した場合でも、常に明瞭な映像を撮影することが可能となっています。
これだけのクオリティであれば、ウェブ会議やオンライン授業はもちろん、YouTuberなど配信者の方々でも、配信用カメラとして十分に利用できると思います!
実用的なノイズキャンセリングマイク
本製品に搭載されているマイクは、周囲の雑音を除去する "ノイズキャンセリング" 機能に対応しています。
そのため、空調音や外からの環境音がウルサイ状況においても、私の声だけをしっかりと捉えて相手側に伝えることができていました。
集音性能も高く、小さな声や、離れた場所からの発言でも問題なく拾うことが可能です。
個人的には、十分に実用性の高いマイク性能を実現できていると感じました。
柔軟な可動域
上述した通り、本製品のカメラは柔軟な可動域を擁しています。
▼左右360度全方位への回転が可能。
また、上下にも40度の可動域を擁しています。
96度の広視野角レンズと併せて、この柔軟な可動域を活用することで、多人数の参加するオンライン通話にも対応することが可能となっています。
モニター上に設置したまま、好きな方向へ簡単にカメラを向けることが出来るため、とても便利な設計ですね!
盗撮・誤作動を防止できるプライバシーカバー
本製品に付属しているプライバシーカバーを利用することで、ウェブカメラ非使用時におけるカメラの誤作動や盗撮などを防ぐことが出来ます。
▼カメラ上部にテープで留めます。
▼非使用時にはレンズをスッポリ覆うことが出来ます。
この機能のおかげで、マイクとカメラを切り忘れてしまい、プライベートな会話がリスナーに漏れてしまった!なんて事態を防ぐことが出来ます。
公式の無料ソフトウェア『eMeetlink』で調整可能
本製品の開発元であるeMeet社は、製品の調節を行うことができる公式無料ソフトウェア『eMeetlink』を提供しています
本ソフトウェアを使用することで、ウェブカメラの各種パラメータを調節することが可能です。
▼『eMeetlink』を起動すると、接続中のeMeet製品が認識されます。
ソフト上では、解像度や輝度、コントラストなど、映像に関する様々な調整を行うことが出来ます。
▼解像度は最大1080p(1920×1080 フルHD)まで設定可能です。
▼輝度や彩度、コントラストやフィルターの適用など詳細な設定が可能。
現在の映像をリアルタイムで確認しつつ調整することが可能です。
▼また、最新ソフトウェアへの更新を行うことも出来ます。
『eMeet C965』の本格的な使用を開始する前に、ソフトをインストールして自分好みに調整を行っておくことをオススメします。
広視野角レンズと柔軟な可動域を擁する高コスパウェブカメラ
- 性能:(☆4.5)
- デザイン:(☆5)
- 扱いやすさ:(☆5)
- 価格(コスパ):(☆5)
- 総合評価:(☆5)
今回紹介した『eMeet C965』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- コンパクトかつ軽量なデザイン
- 柔軟な可動域
- 96度広視野角レンズ
- フルHD解像度の綺麗な映像
- eMeet Linkで細かな調整が可能
- 実用的なマイク性能
- リーズナブルな価格
悪かった点
- 有線接続のみに対応(Bluetooth非対応)
以上の通り、4,000円台というリーズナブルな価格に対して、優れた品質のウェブカメラとなっています。
フルHD・96度広視野角対応のカメラは優れた映像品質を実現しており、気になる遅延や残像も生じず、広範でクリアな映像を映し出すことが出来ていました。
マイクも実用的な性能となっており、ヒトの声をクリアに拾い上げることが可能です。
この価格帯・コンパクトさでこれほどの性能を発揮できている点は素晴らしいです。
一方で、コンパクトさ・性能・目隠しカバーの便利さの観点から見ると、個人的には以前紹介した『eMeet C950』の方がオススメです。
しかし『eMeet C950』の視野角は70度と狭いため、広い視野角を求めているのであれば、今回紹介した『eMeet C965』の方が良いでしょう。
可能な限り安価で実用的なウェブカメラを求めている方にはオススメの一品です!
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