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1MORE S31 オープンイヤーイヤホンレビューのメイン画像
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ガジェットレビュー

『1MORE Open Earbuds S31』レビュー!耳を塞がず音漏れなし、高性能オープンイヤー型ワイヤレスモデル

イヤホンを数多く手掛ける1MORE(ワンモア)は、2024年6月26日に同社の最新モデル『1MORE Open Earbuds S31』(以降、1MORE S31)の販売を開始しました!

耳穴を塞がず音楽を楽しめる "オープンイヤー型" の完全ワイヤレスイヤホンであり、一般的なインナーイヤー型イヤホンと比べて、非常に快適な装着感を実現しています。軽量な筐体には巨大な14.2mmのダイナミックドライバー、方向性音響技術、そして最先端のDBBベース強化アルゴリズムを搭載しており、従来より一層優れた音質を実現しています。

今回、開発元の「1MORE INTERNATIONAL LIMITED」様よりサンプルを提供していただいたので、実際に使用した感想を基に良かった点・悪かった点を紹介していきます!

1MORE S31 オープンイヤーイヤホンのメイン画像

ブランド・メーカー 1MORE(ワンモア)
製品名 1MORE Open Earbuds S31
形式 耳掛け型(オープンイヤー)
‎ブラック、ホワイト
接続方式 無線(Bluetooth 5.3)
防水規格 IPX5
搭載ドライバー 14.2mm大口径ドライバー
インピーダンス 16Ω
Bluetoothプロトコル HFP / A2DP / AVRCP
搭載マイク 4基(AI搭載ENC対応)
充電 USB-C充電
バッテリー容量 ・イヤホン:60mAh
・ケース:600mAh
充電時間 ・イヤホン:約90分
・ケース:約120分
連続使用可能時間 ・イヤホン:約8時間
・イヤホン+ケース:約30時間
重量 ・イヤホン:約8.2g
・ケース:約63.6g
サイズ ・イヤホン:44.52×46.84×13.61mm
・ケース:84.52×62.3×27.81mm

「1MORE S31」は、耳穴を塞がないオープンイヤー(耳穴開放)タイプのワイヤレスイヤホンであり、快適さとフィット感の完璧な融合を実現。圧倒的な快適性と、周囲の環境を把握できる認識性の高さを両立したモデルです。

▼周囲の環境音を遮断してしまうことがないため、屋外での使用時にも安心です。

オープンイヤー(耳穴開放)タイプの利点

片耳の重さはわずか8.2gという軽量設計と、人間工学に基づいたデザインにより、長時間装着し続けても快適さが持続するよう設計されています。

快適な装着感

驚異的な軽さ

そしてIPX5等級の防水仕様となっており、水や汗に濡れても故障しにくく、ランニングやジョギングなど、スポーツシーンでも問題なく装着できます。

防水仕様説明画像

軽量かつコンパクトな筐体には巨大な14.2mmのダイナミックドライバー、方向性音響技術、そして最先端のDBBベース強化アルゴリズムを搭載しており、従来より一層優れた音質を実現しています。また、音漏れも低減されており、外出先の人が密集する場所でも安心して利用できます。

イヤホン内部には4基のマイクが内蔵。高度なノイズキャンセリングアルゴリズムを採用している1MORE S31は、周囲の騒音(ノイズ)を自動的に除去し、騒がしい屋外環境でも、クリアな音声通話を楽しめます。

内蔵マイクの仕様

タッチ操作にも対応。イヤホン側面をタッチするだけで、様々な機能にアクセスできます。機能は公式の無料アプリより自由にカスタマイズ可能です。

タッチ操作対応

大容量バッテリーを内蔵しており、イヤホン単体で最大8時間の連続使用が可能。付属の充電ケースを併用することで、最大38時間もの連続使用が可能となります。

バッテリー仕様

製品本体および付属品

製品本体および付属品について紹介していきます。

▼製品外箱の様子

外箱の様子

箱を開けた様子

▼内容物をすべて取り出した様子。

内容物一覧

内容物一覧

  • イヤホン本体
  • チャージケース
  • ユーザーマニュアル

▼ユーザーマニュアルは日本語にも対応。

ユーザーマニュアル

チャージケース

▼イヤホン本体の充電器も兼ねたチャージケース。

チャージケースの外観

▼滑らかなフォルムのオシャレなデザインです。

チャージケースを指でつまむ様子

▼指でつまんだり、手のひらに収まるほどのコンパクトサイズ。

チャージケースを指でつまむ様子-真横

チャージケースを手のひらに載せている様子

イヤホン本体を含めた総重量でも約70gほどしかないため、ズボンのポケットに入れて持ち運んでも支障に感じません。

チャージケースをズボンのポケットに入れる様子

▼ケース背面には充電用のType-Cポートが用意。

チャージケースのType-Cポート

▼フタを開けた様子。

チャージケースのフタを開けた様子

▼両耳のイヤホンがスッポリと収まっています。

チャージケースにイヤホンが収まっている

▼また、手動ペアリングやリセットなどを行うためのファンクションボタンが搭載されています。

チャージケースのファンクションボタン

イヤホン本体

チャージケースからイヤホンを取り出した様子

イヤホン本体は耳掛け式のデザインであり、耳へ自然にシッカリと装着できます。

イヤホン本体-表面

イヤホン本体-裏面

▼手のひらに収まるほどのコンパクト設計。イヤホン側面にはタッチパネルが内蔵。

イヤホン本体を指でつまむ様子-表面

▼片耳約8.2gという軽さ。

イヤホン本体を指でつまむ様子-裏面

▼4基のマイクが内蔵されています。

イヤホン本体を指でつまむ様子-側面

「1MORE S50」との比較

以前紹介した上位モデル「1MORE S50」との機能比較表は、以下の通りです。

モデル 1MORE S31 1MORE S50
価格(税込) 8,980円 19,999円
接続方式 Bluetooth 5.3 Bluetooth 5.3
形状 耳掛け型(オープンイヤー) 耳掛け型(オープンイヤー)
再生時間 ・イヤホン単体:約8時間
・充電ケース:約30時間
・イヤホン単体:約11時間
・充電ケース:約38時間
充電方法 Type-Cケーブル Type-Cケーブル、ワイヤレス充電
急速充電 なし 対応(5分充電で2時間使用)
ENC通話マイク 内蔵 内蔵
ドライバー 14.2mm大口径ドライバー DLC振動版

さすがに2万円近い価格の「1MORE S50」と比べると劣りますが、それでも「1MORE S31」の基礎スペック自体は、そこまで引けを取らない構成となっています。

半額以下の価格で、これだけ肉薄する性能を実現できている点は素晴らしいと言えますね!

▼「1MORE S50」のレビュー記事はコチラ

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デバイスとの接続(ペアリング)方法

『1MORE S31』はBluetoothによるワイヤレス接続に対応しており、接続(ペアリング)方法はいたってシンプルです。

イヤホンを収納した状態でケースのフタを開けるだけで、初期状態では自動的にペアリングスタンバイ状態になります。

ペアリングモード状態

ペアリング認識中のイヤホン

デバイス側で "1MORE S-31" が表示されるので、選択することで接続(ペアリング)が完了します。

これだけの手順で接続を完了できます。とても簡単ですね!

次回以降はケースのフタを開くだけで自動的に接続されるようになるため、この手のデバイスの扱いが苦手な方でも、全く問題なく使用できるでしょう。

チャージケースのフタを開けた様子

専用アプリのインストールを推奨

ちなみに、本製品にはiOS・Android対応の公式アプリ(無料)が用意されており、デバイスにインストールしておくことで様々な調節を行うことが出来ます。

▼公式アプリ『1MORE』※本モデルから、対応アプリが最新のものになっています。

1MORE

1MORE
開発元:1MORE Acoustic Technology(Shenzhen) Co., Ltd
無料
posted withアプリーチ

▼アプリ画面。複数デバイスが登録できるようになりました。

アプリメイン画面

アプリ上では、イヤホンの充電残量や接続状態、音質に関する各種パラメータの調節などを行うことが出来ます。

▼アプリトップ画面

アプリトップ画面

▼イヤホンタップ時に利用できる機能を自由にカスタマイズすることも可能。

タップ機能カスタマイズ画面

▼曲送り/戻しやボリューム調整など、好みの機能を割り当てることが出来ます。

タップ機能一覧

▼プリセットEQでは、用意されているプリセットを選択でき、好みの音質にワンタップで変更することが出来ます。

プリセットEQ

▼初めて使用するイヤホンの部品をなじませて音質を良くする「スマートバーンイン」機能も用意。

スマートバーンイン機能

▼ファームウェアのアップグレード機能も用意されています。

アプリの機能一覧

このように、ユーザーごとに好みの利用環境をカスタムできる便利なアプリとなっています。本製品を利用する際はインストールを強く推奨します。

実に快適な装着感

実際にイヤホンを装着してみました!

ペアリング済みのイヤホンをケースから取り出し、両耳に装着します。

▼耳掛け部分を耳たぶの側面に沿ってスライドさせ、下画像のような角度でイヤホンを着けます。

イヤホンを装着した様子

イヤホンは片耳8.2グラムほどしかなく、装着しても重さや不快感などは一切感じません。長時間装着し続けても耳が痛くなったり、疲れることはありませんでした。

▼イヤホンは耳穴を塞がず、サウンド出力部分が軽く耳穴に当たる程度の感触。インナーイヤー型イヤホンのような、耳穴を塞がれる不快感や窮屈さを感じることはありません。

耳穴を塞がないイヤホン

耳穴を完全に塞がないため、装着した状態でも外部の声や音をシャットアウトしてしまうことはありません。屋外でウォーキングやランニングを楽しみながら装着していても安心です。

そしてIPX5の防水規格に対応していることもあり、発汗を伴う運動にもうってつけのイヤホンであると言えます。

筆者は日課のランニングの時に、よく耳汗をかきます。その汗が耳穴とイヤホンのスピーカー部との間に入り込み、音が聞こえづらくなるという不快な経験をよくしていました。

しかし『1MORE S31』の場合は、そもそも耳の穴を塞がずに音楽を聴くことができるため、汗に関わるストレスはほぼゼロになります。

耳穴が解放されているのに音楽を楽しめるという感覚は、一度体験すると病みつきになります。

ただし、インナーイヤー型と比べると装着時の開放感が優れているぶん、固定の強さにやや欠けるため、激しい動きを伴う運動などの際には、手などが当たってイヤホンが外れてしまわないように注意した方が良いでしょう。

解像度が高く、迫力のあるサウンドを楽しめる

イヤホンの音質を確認している様子

実際に本製品を使用して様々な楽曲を視聴してみました。

結果、音質は非常に良好で、オープンイヤー型イヤホンとは思えないほどのクオリティを実現出来ていると感じました。

中~高音域に関しては、AirPodsなどの高価モデルと比べても遜色ないほど、実にクリアで解像度の高いサウンドを実現できています。特にボーカル音の響きが良く、生歌に近い印象を受けるレベルでした。ホワイトノイズ等も特になく、高音でも割れることはありません。

低音に関しても、オープンイヤー型の中ではかなり頑張った部類だと思います。ハイエンドモデルほどではないものの、大型ドライバーのおかげで、EDMなどの低音を響かせる楽曲でも十分な迫力が感じられました。

そして驚いたのが、音漏れが全く気にならないという点です!過去のオープンイヤー型イヤホンの欠点として、インナーイヤー型イヤホンを比べて音が外部へ漏れやすいといった欠点が一般的に挙げられていました。しかし本製品ではボリュームを大きめに設定しても、一般的なインナーイヤー型と同等かそれ以下の音漏れが生じるのみであり、特段気になるレベルではありません。外出先や周囲に人が居る環境でも安心して利用できるでしょう!

▼音漏れを気にせずに使用可能。

耳穴を塞がないイヤホン

また、本製品には計4基のENCマイクが内蔵されており、これ一台でハンズフリー通話を行うことが可能です。高度なノイズキャンセリング機能を備えており、通話中の環境音(ノイズ)を高度に除去し、クリアで聞き取りやすい通話を楽しめるようになっています。

実際にLine通話時にイヤホン経由で会話してみましたが、周囲のノイズをシャットアウトして使用者の声のみを明瞭に届けることが出来ていました!

取り回しがスムーズ

実際に『1MORE S31』を使用すると、取り回しが実にラクなことに気が付きます。

まずケースからイヤホンを取り出すと瞬時にペアリングされ、耳に装着する頃にはサウンドを出力する準備が完了しています。ワイヤレスイヤホンによってはペアリングに時間のかかるタイプもある一方で、本製品はその点でストレスに感じることはありません。

チャージケースのフタを開けた様子

そして使い終わった際は、ケースに収納することでBluetooth接続が自動的に解除され、充電が行われます。

この流れが非常にシンプルでラクなため、日常の中でストレスなく自然に使用し続けることが可能となっています。ユーザービリティに優れた設計が成されていますね!

タッチ操作で各機能へスムーズにアクセス

イヤホンを指でタッチ操作している様子

両イヤホンの側面をタッチすることで、音量調節、曲送り/戻しなど、各機能へ瞬時にアクセスすることが出来ます。

前述したように、公式の無料アプリを利用することで、割り当てる機能は自由にカスタマイズ可能。

感度は良好で、タッチ操作に対して迅速な応答性を見せます。タッチ機能が側面に搭載されているため、イヤホン本体の位置調整を行った場合などに機能が誤作動することもありませんでした。

長持ちするバッテリー

本姓避妊は、イヤホン本体のスタンドアローン状態で約8時間、チャージケースを併用することで約38時間もの使用が可能になり、外出先に2,3日持って行っても平気で充電が持続します。

ケース本体のバッテリーが低下した場合は、Type-Cケーブルを接続、もしくはワイヤレス充電ポートに置くだけで充電が可能です。

実際に1週間ほど試用してみましたが、1日に3~4時間程度使用する分には、1週間で1, 2回ほど充電を行うだけで事足りました。

いちいち充電する手間を省くことが出来る点も助かりますね!

ただ、個人的にはワイヤレス充電にも対応していてほしかったです。

耳を塞がず音漏れなし、高性能オープンイヤー型ワイヤレスモデル

1MORE S31 オープンイヤーイヤホンのメイン画像

今回紹介した『1MORE Open Earbuds S31』について、特徴をまとめると以下の通りです。

良かった点

  • 軽量かつコンパクトなケース
  • 耳穴を塞がない快適な装着感
  • 激しい動きでもズレ落ちない自然なフィット感
  • IPX5の防水規格に対応
  • 低音域から高音域まで優れた音質
  • 音漏れはほとんど気にならない
  • ペアリングが簡単(スムーズ)
  • アプリでタッチ操作を自由にカスタマイズ可能
  • 長持ちするバッテリー
  • 性能に対してリーズナブルな価格

悪かった点

  • ワイヤレス充電に非対応

以上の通り、リーズナブルな価格に対して非常に完成度の高い、高コスパオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンとなっています!

耳穴を塞がないオープンイヤー型モデルにもかかわらず、音質が実に優れており、低音こそ響きは弱めなものの、中~高音域に関しては満足度の高いサウンド体験が可能。今まで数多くの有線・無線タイプのイヤホンを試用してきましたが、1万円未満のオープンイヤー型でこれほどの音質を実現できているワイヤレスイヤホンは他に類を見ないレベルだと思います。

バッテリー持続力も優れており、外出先でもケース携行で長時間利用し続けられる点もGOOD。

そして何より、耳穴を塞ぐことなく音楽を楽しめるこの便利さと快適さは、一度体験すると手放せなくなります。IPX5の防水規格に対応しているため、ランニングなどの発汗を伴うスポーツで装着するにはうってつけでしょう!

一般的なオープンイヤー型モデルの欠点である音漏れに関してもほぼ克服できており、外出先でも音量を気にせず安心して利用できました。

比較的安価で、品質の優れたワイヤレス型・オープンイヤー型のイヤホンを探している方には、是非オススメしたいモデルです!

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ふかふか

SNSフォロワー13万人以上、ウェブコンテンツクリエイターとして活動しています!大学院理工学研究科出身。国内・海外の多数の企業と提携し、年間250以上のガジェットレビューを行っています。見やすく・分かりやすくがモットー!

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