最近は新型コロナウイルスの影響により、人と直接会うことなく、リモートワークやウェブ会議で遠隔通話を行う機会が増えてきました。
そのような場面で役に立つのが "マイクスピーカー" です。
今回紹介する『MAXHUB マイクスピーカー』(BM21E)は、1万円以下のモデルの中でも、機能性・品質の面で最も充実したマイクスピーカーの1つです。
ブランド | MAXHUB |
モデル名 | BM21E |
本体サイズ | 12cm × 3.52cm |
本体重量 | 約390g |
バッテリー容量 | 22000mAh |
充電時間 | 3時間 |
連続使用時間 | 8時間以上 |
入力 | USB Type-C |
接続方式 | Bluetooth, USB Type-C |
本製品は、直径12センチ、重さはたったの390グラムほどの、コンパクトかつ 持ち運びに適したサイズ のマイクスピーカーです。
最大8時間以上の連続使用が可能のバッテリーを内蔵しており、コンセントの無い外出先でも利用することが可能です。
接続方式は『USB Type-C』『Bluetooth』『AUXケーブル』の3つから選択でき、PCやスマートフォン、タブレットなど幅広い端末への雪像に対応しています。
そして本製品には高品質なスピーカーに加えて、ノイズキャンセリング機能を備えたマイクが内蔵されており、周囲の環境音(ノイズ)をシャットアウトしてヒトの声のみを明瞭に伝えることができます。
ウェブ会議だけでなく、オンライン授業やゲーム用、そして純粋にPC用のスピーカーとしても利用できる、非常に汎用性に優れたマイクスピーカーとなっています。
なお、同製品を2台連結することで、より多人数の集音に対応させることも可能です。
今回、提携先より本製品を提供していただけたので、実際に使用した感想を元に、良い点・悪い点をレビューしていきます!
製品および付属品について
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子。
▼フタを開けると、さっそく本体がスッポリ収まっている。
▼内容物をすべて取り出した様子。
内容物一覧
- マイクスピーカー本体
- 説明書一式
- 保証書
- USB Type-Cケーブル
- AUXケーブル
説明書が日本語に対応していない点がやや残念ですが、使い方自体はシンプルなため、あまり困らないと思います。
本体外観は金属特有の光沢が見られ、高級感があります。
▼直径12センチのスッキリとした見た目。
▼指紋や汚れなどが付着しづらい素材となっている。
▼iPhone 8と並べた様子。本体のコンパクトさが分かると思います。
▼本体の各ボタン・ポートは以下の通り。
▼厚みは約3.5センチほど。カバンなどに入れて持ち運んでも、そこまでかさばる大きさではありません。
▼本体側面には電源ボタンが搭載。
▼同じく側面に『オーディオジャックポート』と『USB Type-Cポート』が用意。付属のAUXケーブルを使用することで、外部スピーカーとの連携も可能となっています。
▼本体底部。円形にゴム製の滑り止めが施されているため、傾斜のある場所でも滑り落ちることはありません。
このように、シンプルかつコンパクトな筐体に必要な機能がすべて詰まったデザインとなっています。
外見や手触りも高級感が感じられるため、オシャレなオフィスに設置しても違和感は無いでしょう。
ただ、持ち運びを前提としている割に、収納用のポーチ等が付属しない点は残念ですね。
プラグアンドプレイで簡単接続
本製品はプラグアンドプレイに対応しており、使用開始にあたりドライバやソフトウェアのインストールは不要です。
本体とPC等の端末とをUSBケーブルで繋ぎ、本体電源をオンにするだけで、すぐに使用が可能となります。
▼ドライバ等のインストールが許可されていない社用PCなどでも、安心して使用することができます。
また、本体上部のBluetoothボタンをタップすると青色に点灯し、ペアリング(接続)スタンバイ状態になります。
端末側で『MAXHUB』を選択することで、Bluetoothによるワイヤレス接続が可能となります。
▼Bluetooth接続状態。バッテリーも内蔵しているため、完全コードレスのスタンドアロン使用が可能です。
このように、購入~使用開始までの手順は非常にシンプルで簡単です。
PC機器に詳しくない方でも、問題なく扱うことができます!
実際に使用した感想
今回、本製品を使って "LINE通話" や "Skype会議" などを試した際の感想について、簡単に紹介していきます!
高品質で満足度の高いスピーカー
本製品の上部にはサウンド出力用のスピーカー穴が開いています。
ここから出力されるサウンドは非常にクオリティが高く、クリアで明瞭に聞き取ることができます。
私は今までに同価格帯のマイクスピーカーを数多く使用してきましたが、その中でもトップクラスの音質の良さであると感じました。
低音こそあまり響かないものの、中~高音域に関しては実に聞き取りやすいです。ウェブ通話の際も、相手側の小さな声でも問題なく聞き取ることが出来ていました。
また、会議用スピーカー以外にも、純粋に音楽を聴く用途にも使用することが可能なクオリティです。
スピーカー性能の良さを求めている方にとっても、満足度の高い品質であると言えます。
強力なノイズキャンセリングを備えたマイク
上述した通り、本製品に搭載されているマイクは『ノイズキャンセリング』機能に対応しています。
この機能を試すために、わざと自宅の窓を開け放って、外部の環境音(車の走行音など)が聞こえてくる環境で本製品を使用してみました。
そして通話相手に確認してみたところ、コチラ(私)側の環境音(ノイズ)はほとんど聞こえず、私の声だけを明瞭に聞き取ることが出来たとのこと。
ほかにも、わざとポータブル掃除機をスピーカー付近に近づけた状態で通話をテストしてみましたが、その場合でも、掃除機の動作音が最小限に減衰され、声を問題なく聞き取ることが出来ていました。
改めて、ノイズキャンセリング機能の能力の高さを実感しました。
屋外など環境音の激しい外出先でも、問題なく使用することが可能でしょう。
ミュート状態が一目で分かる
本製品上部のミュートボタンをタップすることで、マイク機能がオフになります。
この際、ミュート状態であればアイコンが赤色に点灯します。
ミュート状態を一目で把握することが出来るため、『ミュート状態だと思ったら会話が筒抜けだった』といった事態を防ぐことが可能です。
充電残量・音声ボリュームなどを視覚的に把握できる
また、本体上部の5つのランプの点灯具合から、バッテリー残量やボリュームを視覚的に把握することが出来ます。
▼電源ボタンを短押することで、充電残量が点灯数で表示される。画像は残り60%の場合。
また、ボリューム調節ボタンをタップした際も、音の大きさがランプの点灯数で表されます。
このように、マイクスピーカーの各状態を視覚的に把握することが出来るため、ストレスを感じることなく使用することが可能となっています。
『MAXHUB BM21E』のまとめ
今回紹介した『MAXHUB BM21E』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- リーズナブルな価格
- コンパクトかつ軽量なデザイン
- 高級感のある見た目
- 高品質なスピーカー
- 強力なノイズキャンセリング機能搭載のマイク
- プラグアンドプレイで接続後すぐに使用可能
- スピーカーの状態を視覚的に把握できる
悪かった点
- 説明書一式が日本語に非対応(英語)
- 収納・持ち運び用のポーチが付属しない
上記の通り、デザイン・機能性・価格のいずれの点においても優れた、オススメ度の高いマイクスピーカーとなっています。
見た目的にも高級感があるため、オシャレなオフィスやデスクに設置しても違和感がありません。
そして機能の面では、スピーカー性能が特に素晴らしく、個人的には同価格帯の製品の中でトップクラスだと思います。
ただし、持ち運びを前提に考えられている製品であるにもかかわらず、ポーチ等が付属しない点は残念ですね。
コスパに優れたマイクスピーカーを探している方には、是非オススメしたい一品です!
▼こちらの記事もオススメ!
-
『eMeet M2 Max』マイクスピーカーレビュー!性能が進化し最大15人まで対応可能
2021年2月、中国の大手電子機器メーカーであるeMeet社は、自社が開発・販売するマイクスピーカーシリーズの最新モデルである『eMeet M2 Max』を発売しました! 周囲の環境音(ノイズ)をシャ ...
続きを見る
-
テレワークには必須!全指向性マイク搭載のWeb会議用マイクスピーカー『eMeet OfficeCore M1』
新型コロナウイルスの影響で、最近では自宅 ⇔ 職場をオンラインで繋いで仕事を行う "リモートワーク" と呼ばれる形態が一般化してきました。 それに伴い、遠隔地との会議を対面ではなく、モニターごしで開催 ...
続きを見る