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Trump Billionaires Clubのキービジュアル
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トランプ大統領のWeb3ゲーム「Trump Billionaires Club」事前登録開始、ゲーム業界で注目集まる

2026年1月2日

ドナルド・トランプ米大統領の名前と肖像を使ったWeb3ゲーム「Trump Billionaires Club(トランプ・ビリオネアズ・クラブ)」が、事前登録の受付を始めました。

ゲームの中身は分かりやすい部類です。サイコロを振って、3Dのボード上を進みながらビジネスを買収して大きくしていく。いわゆるボードゲーム型の作りです。モバイルとWebの両対応で、特別な機材や面倒な準備がなくてもスタートできます。

同時に、公式ミームコイン「TRUMP」を使った報酬キャンペーンも発表されました。ブロックチェーンゲーム周りでは、ここ最近は大規模な話が減っていた印象もあるので、「またこういう動きが来たか」と感じた人も多いはずです。

トランプブランドを前面に押し出した構成

「Trump Billionaires Club」では、事前登録者に対して総額100万ドル相当のTRUMPトークンを分配するとしています。ゲーム内にはデジタルコレクティブルの収集や取引といった要素も用意されるようです。

地味に大きいのは、暗号資産ウォレットがなくても遊べる点です。Web3ゲームは、入口でつまずく人が出やすいのが正直なところですが、本作はそのハードルを意識して下げている作りです。

基盤にはWeb3ゲーム向けマーケットプレイス「Open Loot」を採用しています。ディセントラランドの共同創業者が関与していることで知られるプラットフォームで、Web3界隈なら名前を見かけたことがある人もいるでしょう。

「公式」ではあるが、本人が作っているわけではない

Trump Billionaires Clubのキービジュアル

ここは先に押さえておきたいポイントです。公式サイトでは、トランプ大統領本人やトランプ・オーガニゼーションが、ゲームの設計・開発・販売に直接関わっていないことが明記されています。

運営はFreedom45Games LLCです。トランプ氏の名前と肖像についてライセンスを受けた、公式ライセンス商品という位置づけになります。

一方で、実際の運営体制や意思決定がどのように回っているのかは、まだ表に出ていない部分もあります。今後の発信で、どこまで具体的な情報が出てくるかが気になるところです。

Web3ゲームを考えるうえで外せない視点

「Trump Billionaires Club」は、正直かなり分かりやすいWeb3ゲームです。

トランプブランド、報酬トークン、事前登録キャンペーン。どれも話題になりやすい要素が揃っています。

ただ、Web3ゲームを見ていると毎回思うのですが、盛り上がることと、続くことは本当に別です。

今回も、注目度だけで言えば十分です。一方で、「この形はどこまで続くんだろう?」という感覚も同時に残ります。ブロックチェーンゲーム分野では、2021年をピークに投資額や新規プロジェクト数が減少傾向にあり、2024年以降は「話題性よりも継続性」がより厳しく見られる局面に入っています。

まず気になるのは、やはり報酬まわりです。事前登録者にトークンを配る、という仕掛け自体は珍しくありません。ただ、

  • どのタイミングで
  • どんな条件で
  • どれくらいの頻度でもらえるのか

といった細かい部分は、現時点ではまだはっきりしていません。Web3ゲームでは、最初のインセンティブが一段落したあとに一気に人が離れる例も多く、このあたりはどうしても慎重に見てしまいます。

もうひとつ、地味ですが重要なのが「所有」の話です。本作ではデジタルコレクティブルの収集や取引ができると説明されていますが、利用規約を読むと、最終的な権利は運営側にあると書かれています。

Web3という言葉から連想されがちな「ユーザーが資産を持つ」というイメージとは、少しズレる部分もありそうです。この点は、遊ぶ側がどこまで理解したうえで参加するかによって、受け止め方が変わるところでしょう。

一方で、暗号資産ウォレットがなくても遊べる設計は、かなり意識的だと感じます。Web3ゲームは、始める前の準備でつまずく人が多いのも事実なので、入口を広げようとしているのは分かります。

実際、こうしたゲームをきっかけに「トークンってどういう仕組みなんだろう」「このプロジェクトはどうやって成り立っているんだろう」と、少し調べてみる人も出てくるはずです。

暗号資産の世界では、ICO(Initial Coin Offering)という形で、プロジェクトが初期段階から支援者を募るケースがあります。株式のIPOに近い考え方ですが、情報の量や質はプロジェクトごとにかなり差があります。

そのため、Web3ゲームや関連トークンに興味を持った場合でも、ひとつの話題だけを見て判断するのは正直おすすめできません。複数の案件を並べて見られる場所を、参考程度にチェックしておく方が現実的です。

ICOは、プロジェクトの初期段階から動向を知る手段として使われることもあり、技術トレンドや分野ごとの流れを把握するきっかけになる場合があります。

プロジェクト情報を一覧で確認できるICOBench公式サイトのようなサービスは、「今どんなICOがあるのか」「Web3分野で何が増えているのか」を把握するための材料のひとつになります。

結局のところ、Web3ゲームを見るときに外せないのは、

  • 何度も触りたくなる中身があるか
  • 権利やルールが分かりにくくなっていないか
  • トークンありきの設計になりすぎていないか

このあたりを、一つずつ確かめていく姿勢だと思います。

話題になること自体は悪くありません。ただ、それが「続くかどうか」は、もう少し時間をかけて見ていく必要がありそうです。

話題になることと、続くことは別

今回の発表による市場全体への影響は、関連するニュースの受け止め方を見る限り、現時点では限定的と見られます。過去の高値から大きく下落した水準が続いており、ゲーム化が即座に流れを変える状況ではないようです。

ブロックチェーンゲームが一時的な盛り上がりで終わらず定着していくには、

  • 何度も遊びたくなるゲーム性
  • 分かりやすい権利の扱い
  • 無理のない経済設計

結局のところ、このあたりが外せません。

まとめ

「Trump Billionaires Club」は、政治的なブランドとWeb3ゲームを組み合わせた、かなり分かりやすい話題作です。注目を集めるのも自然です。

その一方で、設計や運営の置き方を見ると、Web3ゲームが今どこに立っているのかが透けて見える部分もあります。今回の事前登録開始は、その流れを確認する材料のひとつです。

今後どんな情報が追加で出てくるのか。まずは落ち着いて追っていくのが良さそうです。


※本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の暗号資産やプロジェクトへの投資を勧誘するものではありません。

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  • この記事を書いた人

ふかふか

SNSフォロワー13万人以上、ウェブコンテンツクリエイターとして活動しています!国内・海外の多数の企業と提携し、年間250以上のガジェットレビューを行っています。見やすく・分かりやすくがモットー!

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