- 友人借りたDVDを、他のディスクにコピーしたい!
- レンタル・市販のDVDのコピーガードを解除して、他のDVDにダビングしたい!
このように考えている方は大勢いるのではないでしょうか。自分のお気に入りのコンテンツは、自分の好きな時にいつでも観られるようにしたいですよね。
TSUTAYAやゲオで借りたDVDをダビングしたり、見逃した番組を友人からコピーさせてもらいたい!という方もいると思います。
ただし、市販のDVDやレンタルDVDには強固なコピーガード機能が備わっています。そのため、コピーするためには保護を解除しなくてはなりません。
コピーガード解除 や ダビング という語句を見ると何やら難しそうな感じがして、初心者にはできないのでは... と思ってしまいますよね。
しかし心配しなくても大丈夫です。今回紹介するソフトウェア『VideoSolo DVD コピー』を使うと、DVDコピー や データの吸出し、コピーガード解除 といった操作を、全くの初心者でも非常に簡単に行うことが出来ます!
ソフト名 | VideoSolo DVD コピー |
開発元 | VideoSolo |
対応OS | Windows 10/8/7/XP Mac OS X 10.7以降 |
対応言語 | 英語、ドイツ語、日本語、フランス語 |
有料製品版 | 年間更新ライセンス(1年・1PC):2,980円+税 永久ライセンス(永久・1PC):3,980円+税 複数永久ライセンス(永久・5PC):6,980円+税 |
無料体験版 | あり(機能制限付き) |
主な機能 | 市販・レンタルDVDのコピーガード解除, DVD ⇔ DVDコピー, DVD ⇒ ISOファイル出力, DVD ⇒ DVDデータ出力, DVD-9 ⇒ DVD-5への圧縮出力 等 |
対応DVDタイプ | DVD-5, DVD-9, DVD ROM, DVD-/+R (DL), DVD-/+RW (DL), DVD-RW, DVD RAM 等 |
この『VideoSolo DVD コピー』には非常に強力な "コピーガード解除機能" が搭載されており、CSS、CPRM、CPPM、Disney's Fake、Sony ARccOSといった、DVDにかけられた頑丈なコピーガードを簡単に除去することが出来ます。
また、保護を解除したDVDのデータは、品質を保ったまま他の空DVDにコピー※する(焼きなおす)こともできます。
※DVD-9(片面2層)⇒ DVD-5(片面1層)への圧縮コピー(無劣化)にも対応しています。
他にもDVD ⇒ ISOファイルデータの書き出し機能も搭載されており、まさにDVDコピー・ダビングにうってつけのソフトとなっています。
▼『VideoSolo DVD コピー』の操作画面。シンプルで分かりやすく、初心者でも直観的に扱うことが可能。
ディスクを読み込んで、たった3ステップの操作を行うだけで、強固なコピーガードも簡単に除去することができてしまう便利なソフトです!
今回は、この『VideoSolo DVD コピー』について、搭載されている機能や使い方などを紹介していきます。
目次
たったの3ステップでDVDを楽々コピー可能!
『VideoSolo DVD コピー』では、ディスクの読み込み ⇒(コピーガードの解除)⇒ コンテンツのコピー までの手順を、たったの3ステップで誰でも簡単に行うことが出来ます。
以下では、私が実際にソフトを利用した時の手順を元に、DVDをコピーする際の3ステップを紹介していきます。
▼私も手持ちの市販DVDで試してみました。
▼裏面にはしっかりと "複製不能(コピーガード済)" の記載が。
果たしてキチンとコピーできるのでしょうか?
ステップ①:DVDメディアの読み込み
まず最初に、ソフトウェアを起動した状態でDVDメディアを読み込みます。
するとDVD内のコンテンツが『VideoSolo DVD コピー』内に一覧で表示されます。
▼トラックの長さやチャプター番号、全体のデータ容量なども確認することが出来ます。なお、この状態で各トラックを視聴することも可能。
ステップ②:コピーモードの選択
続いて "コピーモード" を選択します。本ソフトには以下の3種類のコピーモードが用意されており、ユーザー毎の用途によって使い分けることができます。
コピーモードの種類
- フルコピー:DVD内の全てのトラックをコピー
- メインムービー:DVD内のメインムービーのみをコピー
- カスタマイズ:ユーザーが任意で指定したトラックのみをコピー
▼メイン画面の各ボタンをクリックすることで、コピーモードが選択できます。
なお "カスタマイズ" の場合は、各トラックの左側にあるチェックボックス□をクリックすることで、コピーするトラックを自由に指定することが出来ます。チャプターやタイトル別でコピーしたい場合に便利なモードです。
ステップ③:コピーを開始する
ステップ①②が完了したら『→ 次』をクリックします。
すると、以下のような最終の設定画面が表示されます。
同画面の右側からは一時保存フォルダを削除するか否かを選択することができます。
また、『オプション』ではメニューの削除・スキップ、ループ再生の有効化などを選択することが出来ます。邪魔なメニュー画面を削除してメインムービーのみを楽しみたい場合はチェックを入れてください。
なお、"リージョンコードの保護を削除します" の項目にはチェックを入れておいてください(デフォルトでチェックが入っていますが)。
リージョンコードとは?
DVDが販売および利用される地域(リージョン)の情報を記載した情報(コード)のこと。
再生するDVDのリージョンコードとプレーヤーのリージョンコードが違う場合は再生できない制限がかかるため、削除しておくことをオススメします。
そして、画面下部の『ターゲット』からは、DVDデータのコピー先(ターゲット)を選択することが出来ます。
コピー先として選択できる項目
- 新しいDVDディスクで保存する※1 ※2:読み込んでいるDVDディスクを、別の空のDVDディスクに焼きます。
- DVDフォルダ形式で保存する:DVDディスク内のデータを、DVD形式のファイルとしてPC内に保存します。
- ISO形式で保存する:選択したDVD内の複数のデータを、一つのISOファイルとしてPC内に保存します。
※1:読み込んでいるディスク名で表示されています。
※2:DVD-9(片面2層)からDVD-5(片面1層)へ、品質を保ったまま圧縮コピーすることも可能です。
なお『DVDフォルダ形式』『ISO形式』での保存を選択した場合は、保存先を指定するウィンドウが出現します。
▼任意の場所を指定したうえで『保存』をクリックしてください。
以上の設定が完了したら『開始』をクリックすると、コピーが始まります。
『DVDフォルダ形式』『ISO形式』での保存を選択した場合は、コピー作業完了後、PC内の指定した場所にデータが保存されます。
また、『新しいDVDディスクへの保存』を選択した場合は、ソースディスク(コピー元のディスク)のコピーが完了した時点で、下画像のようにディスクを入れ替える指示が出現します。
コピー先の空ディスクを挿入し、『確認』をクリックすることで書き込みが開始されます。
結果として、コピーガードが施されたDVDに関しても、何の支障も無くコピーすることが出来ました!
なお、私は約40分ほどのデータのコピー作業を試してみましたが、いずれの保存形式の場合でも、非常に早い速度(約5分ほど)でコピーが完了しました。
本ソフトを使って別DVDに焼き直した後、映像を確認してみましたが、元の動画と全く見分けがつかない(品質を保ったままの)画質で視聴することが出来ました。コピーの前後で品質が落ちるなどといったことは起こりません。
以上のように、強固なコピーガードが施されたDVDディスクでも、たった3ステップの単純な手順で、データもしくは別DVDへのコピーを簡単に行うことができます。
操作画面がシンプルで、作業中に難しい単語も出てこないため、初心者でも抵抗感なく使いこなすことが出来るソフトです。
ダウンロード&インストール方法
最後に、『VideoSolo DVD コピー』のダウンロード&インストール方法について紹介します。
上記のリンクにアクセスし『無料利用』をクリックすると、インストーラがダウンロードされます。
▼ダウンロードする際は、自身が使用しているOSを選択したうえでクリックしてください。
ダウンロードしたインストーラ(.exe)を起動し、画面の指示に従ってインストール手順を進めます。
最後に『インストール』をクリックすると、『VideoSolo DVD コピー』がインストールされます。
▼インストール自体は数秒で完了します。
インストール後、『VideoSolo DVD コピー』のホーム画面が出現したら導入は完了です。
インストールしたばかりの『VideoSolo DVD コピー』は試用版であり、この状態でも各機能を利用することはできますが、処理できる数や利用日数に制限がかかっています。
フリー版の機能制限
- 最大3個までのDVDディスクコピー制限
- 15日間の利用期限
▼無料版の状態では、上部に "未登録" と表示されています。
各機能について制限なくフルに活用したい場合は、製品版を購入する必要があります。
有料製品版なら機能を制限なくフルに使うことが可能!
公式サイトから購入できる有料製品版を購入することで、全ての機能をフルに利用することが出来ます。
有料製品版で出来ること
- 回数・日数が無制限に
- 無料テクニカルサポートが利用可能
- 無料アップグレードが利用可能
上記のリンクより『VideoSolo DVD コピー』の製品版を購入することが出来ます。
▼なお、Windows版とMac OS版とで購入ページが異なるので注意してください。
VideoSolo DVD コピー 製品版 | 有効期間 | 利用可能台数 | 価格 |
年間更新ライセンス | 1年更新 | 1PC | 2,980円+税 |
永久ライセンス | 永久 | 1PC | 3,980円+税 |
複数永久ライセンス | 永久 | 5PCまで | 6,980円+税 |
『VideoSolo DVD コピー』は長く使い続けられるソフトであり、価格も1,000円の差しかないので、個人的には永久ライセンス版の購入をお勧めします。
ライセンス購入後、ソフトを起動し、メニューバーより『登録』をクリックします。
ライセンス認証画面が出現するので、注文時に指定したメールアドレス、および購入後に通知された "登録コード" を入力します。
無事に認証が完了すると、製品版としての機能を使うことが出来るようになります。
▼ライセンスコードが認証されると、上部の "未登録" の表示が無くなります。
DVDをMP4・AVIなどの動画形式に変換したい場合は『VideoSolo BD−DVDリッピング』がオススメ
ちなみに、今回紹介した『VideoSolo DVD コピー』は、DVD内のデータを『MP4』や『AVI』などの動画形式に変換する機能は搭載されていません。
もしも、BD・DVD内のデータを様々なデータ形式で出力したい場合は、同社(VideoSolo)が提供している別ソフト『VideoSolo BD−DVDリッピング』を利用してみることをオススメします!
▼こちらのソフトも、無料で機能を体験できるフリー版が配布されています。
初心者でも手軽にDVDダビングが可能な『VideoSolo DVD コピー』のまとめ
今回紹介した『VideoSolo DVD コピー』についてまとめると以下の通りです。
VideoSolo DVD コピーの特徴
- シンプルかつ洗練されたインターフェース
- 初心者でも簡単に操作可能
- DVDの強固なコピーガードを解除可能
- 元のデータ品質を保ったまま、DVD ⇔ DVD間のコピーが可能
- DVD-9(片面2層)をDVD-5(片面1層)に圧縮してコピーすることも可能
- DVD内のデータをISOファイルとして取り出しが可能
- DVD内のデータをDVDデータファイルとして取り出しが可能
このように『VideoSolo DVD コピー』を利用することで、市販のDVDやレンタルDVDに施された強固なコピーガードを簡単に解除することができ、中身を別の空DVDにコピーすることができます。
その際、DVD-9 ⇒ DVD-5 への圧縮コピーにも対応しているため、いちいちコピー元・コピー先ディスクの規格を気にする必要もありません。
また、コピーの前後で画質・音質ともに劣化は見られず、元の品質を保ったまま焼き直すことができました。
そして何より、ディスク読み込み ~ コピーに至るまでの3ステップが非常にシンプルかつ単純な操作で行うことができるため、ダビングに関する知識が皆無の初心者でも、気軽にソフトを扱うことが出来ます。
簡単・手軽にDVDコピーが可能なソフトウェアを探している方には、まさにうってつけのソフトであると言えます!