著作権問題について
本ゲーム機は著作者からライセンスを取っておらず製作された可能性があります。そのため、一部の方は嫌悪感を感じられるかもしれません。ご了承ください。
また、著作権上は『著作権法は違法な製品であることを承知の上で購入しても、個人の場合は罪に問われることはない』となっています。そのためECサイトから本製品を購入しても問題は無いと思われますが、あくまで自己責任でお願いいたします。
最近ではPS5やXbox Series X|S、ニンテンドースイッチなど最新ゲーム機種向けに数多くのタイトルがリリースされていますよね!
しかし、たまには昔の懐かしい名作(レトロゲーム)を遊んでみたくなることもあるのではないでしょうか?
でもレトロゲーム機なんてもってないし...(´・ω・`)
そんな方にオススメなのが、約60,000タイトル以上ものレトロゲームを遊ぶことの出来る、エミュ搭載ミニPC『Super Console PC Lite』です!
▼ミニPCとしてもゲーム機としても使えるガジェット
【特別割引クーポンコード】
Banggoodより購入時に下記クーポンコードを入力することで、通常価格より4,000円ほどの割引が適用された価格で購入することができます。
- コード:BGce64ab
- 利用期限:2021年11月30日(火)
- 適用価格:$341.99
ブランド | Beelink |
型名 | Super Console PC Lite(Beelink GK55) |
CPU | Intel® Gemini Lake Refresh Processor J4125 (4C/4T, 4M Cache, 2.0GHz up to 2.7GHz) |
OS | Windows10 Pro, ubuntu |
RAM | 8GB DDR4 |
ストレージ | 128GB SSD |
グラフィック | Intel® UHD Graphics 600, core graphics card, support more 3D games |
通信規格 | 802.11 b/g/n/ac Bluetooth 4.0 (Intel 3165) |
電源 | 100-240V AC |
対応ゲーム機種 | FC, SFC, MD, PCE, PS1, PSP, DC, SS, 3DO, FCFX, N64, GC, PS2 等(60種以上) |
内蔵ゲームタイトル数 | 61000+ |
インターフェース構成 | DC Jack×1 USB3.0×2 HDMI×2 Audio Jack (HP&MIC)×1 USB2.0×2 Type-C Data×1 |
本体サイズ | 124 × 113 × 41mm |
今回紹介する『Super Console PC Lite』は、ファミコンからプレイステーション、ゲームボーイやゲームキューブまで、60種類を超えるゲーム機のエミュレータを搭載した、小型のミニPCです。
中国のECサイト "Banggood" にて販売されており、価格は約40,000円ほど。
▼昔懐かしのゲームタイトルが 60,000作品以上収録!
CPUには『Intel® Gemini Lake J4125』を採用しており、OSはWindows10 Proを搭載。128GB SSDストレージと8GBものRAMを搭載しているなど、小型デスクトップPCとしても普通に利用できる、充実したスペック構成となっています。
▼グラフィック処理には『Intel® UHD Graphics 600』を利用しており、4K映像出力も可能。
本体の搭載インターフェースも充実しており、幅広いデバイスとの接続に対応しています。
▼HDMIポートを2つ搭載しており、デュアルディスプレイ出力も可能。Wi-Fi, Bluetooth, 有線LANによる通信に対応しています。
筐体サイズも非常にコンパクトであり、設置場所をとりません。
▼付属の金具を利用することで、モニター裏に取り付けることも出来ます。
そして製品には振動対応の専用コントローラが付属しており、購入後、モニターに接続することですぐに膨大なゲームタイトルを遊ぶことができます。
▼PSコントローラを彷彿とさせるデザイン。
レトロゲームを遊びたい方には、まさにうってつけのゲーム機(ミニPC)となっています。
エミュレータやROMの知識があれば、自身で好きなゲームタイトルを追加することも可能です。
今回、提携先より本製品を提供して頂いたので、実際に使用した感想を元に良かった点・悪かった点などを紹介していきます。
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目次
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子。電源アダプターは日本のコンセントにキチンと対応しています。
▼こちらは付属の専用コントローラ。届いた時点で箱が歪んでしまっているのがちょっと残念。
▼製品の品質自体に影響はありませんでした。
内容物一覧
- ゲーム機本体
- HDMIケーブル(短)
- HDMIケーブル(長)
- 説明書
- 電源アダプター
- モニター裏取付用金具一式
- 専用USBコントローラー
- コントローラー説明カード
▼説明書は日本語にも対応しています。
▼付属の金具とビス(ネジ)を利用することで、モニター裏などへの取り付けが可能です。
本体外観
▼本体の外観。124 × 113 × 41mmの非常にコンパクトな筐体サイズであり、デスクに設置しても邪魔にならないでしょう。
▼マウスと並べるとコンパクトさがより際立つ。
▼本体重量も軽く、モニター裏などへ簡単に取り付けられます。上部は光沢が見られ、それなりの高級感もあります。
▼厚みは4.1センチです。
▼背面の四隅にはゴム製の滑り止めが施されています。
このように、本体自体はコンパクトかつスタイリッシュで、外出先にも持参しやすいデザインとなっています。
搭載インターフェース
続いて、搭載インターフェースについて紹介していきます。
▼本体正面。左から『USB3.0ポート』×2, 『USB Type-Cポート』『3.5mmオーディオポート』『電源ボタン』が用意。
▼両側面には換気口が空いています。
▼背面の様子。左から『USBポート』×2, 『LANポート』×2, 『HDMIポート』×2, 『電源ポート』が用意。上部には排熱口が空いています。
このように、限られたスペースに必要な機能がすべて詰め込まれた、洗練されたインターフェースデザインとなっています。
『Super Console PC Lite』の起動
実際に『Super Console PC Lite』を起動してみます。
▼電源ケーブル、HDMIケーブル、LANケーブル、マウス&キーボードを接続した様子。すべて有線で接続するとコードだらけになるため、見た目を気にする方はモニター裏などに設置すると良いでしょう。
▼付属の専用コントローラを接続した様子。
▼専用コントローラはボタンが多く、様々な機能が利用できます。しかし感触が安っぽいのが難点。
▼Xboxコントローラを接続してみましたが、問題なく利用できました!自身の好みのコントローラを利用しましょう。
なお、複数のコントローラを接続してローカルマルチプレイを楽しむことも出来ます。
本体の電源ボタンを押すとエミュレータが起動します。
起動後、各ゲーム機のアイコンが表示されます。
▼ファミリーコンピュータやゲームボーイアドバンス、初代プレイステーションなどの懐かしいゲーム機が揃っています。
▼比較的新しいPS2やゲームキューブ、Wiiなども用意
ゲーム機を選択すると、プレイ可能な対応タイトルが一覧で表示されます。
▼ゲーム映像が表示されるため、どのような作品なのかを見ることも出来ます。
本製品には、購入時点ですでに60,000タイトル以上が内蔵SSDに収録されており、購入後すぐに各タイトルをプレイすることができます。
タイトルが多すぎてすべては書ききれませんが、基本的に各ゲーム機における名作・大作と呼ばれるタイトルはほぼ収録されていました。
主な対応機種(一例)
- FC
- SFC
- MD
- PCE
- PS1
- PSP
- DC
- SS
- 3DO
- FCFX
- N64
- GC
- PS2 等々...
上記以外にも、60種類以上ものゲーム機のタイトルをプレイ可能です。
▼フィルター機能も用意されており、キーワードから作品を検索することも出来ます。
充実した設定項目
ゲームを始める前に、コントローラのスタートボタン(初期設定)を押すとメインメニューが表示されます。
▼初期設定では言語が英語になっているので、必要に応じて日本語に変更しておきましょう。
メニュー画面にはゲーミングに関する設定や、コントローラのキーコンフィグなど、非常に細かな設定項目が用意されています。
▼解像度やアス比も変更できるため、ゲームを始める前に調整しておくことをオススメします。
また、ネットワーク設定よりWi-Fi接続を行うことで、本体テーマのダウンロードやファームウェアアップデートが可能となります。
▼テーマを変更すると、インターフェースのデザインが刷新されます。一番好みのデザインを選びましょう!
他にもパフォーマンスに関わる設定から、エミュに関する高度な設定まで用意されており、かなり深い部分までシステムをイジることが可能でした。エミュやROMの知識が豊富な方であれば、自由に使いこなせると思います!
初起動時はシステムの更新(アップデート)をしましょう
ちなみに、ネットワーク設定を行うことで『Super Console PC Lite』本体のシステムアップデートが可能です。
実は私が『Super Console PC Lite』を初めて起動した際、なぜかサウンドが流れない不具合が発生していました。
しかしシステムアップデートを行ったところ、不具合が解消されサウンドが正常に流れるようになりました。
そのため、初起動時にはシステムを最新の状態へ更新することを強くオススメします!
各コンソール機ごとのROMフォルダを表示
なおメイン画面にて、キーボードを接続した状態で "F1キー" を押すと、ファイル操作が面が表示されます。
ここで『Roms』の項目を選択することで、各ゲームコンソールのROMフォルダが一覧で表示されます。
ここでROMデータを追加することで、自身の好きなタイトルを追加することが可能です。
※ネット上で配布されているROMデータのダウンロードは違法です。あくまで自身の所有するディスク類からの吸い出しのみにしてください。
実際にゲームを遊んでみた
実際にいくつかゲームを起動して遊んでみました!
▼タイトルを選択すると、各コンソールのエミュレータが起動します。
以下に、実際にゲームプレイ画面を直撮りした様子を紹介していきます。
▼GC『カービィのエアライド』
動画を見ても分かる通り動作はスムーズで、普通に実機で遊んだ場合と変わりのないゲームプレイが可能でした。
むしろエミュを使用している分、実機よりもロード時間が体感的に早いように感じます。
▼PS2『クラッシュバンディクーレーシング』
映像も比較的綺麗ですが、レトロゲームタイトルを4Kモニターでプレイすると映像が引き延ばされるため、解像度の低さが顕著になります。
上述したようにメニュー画面にて解像度設定を調整することをオススメします。
▼PS2『ドラゴンクエスト8』
▼PSP『クライシスコア ファイナルファンタジーVII』
スマホで画面を直撮りしながら操作しているため、映像ではぎこちない操作となっていますが、実際はいずれのタイトルでも専用コントローラでスムーズな操作が可能でした。
メニュー画面よりコントローラのコンフィグ設定の変更も可能なため、好みの操作環境を実現できます。
▼PS1『クラッシュバンディクー3』
▼NEOGEO『メタルスラッグ』
ちなみに、PS1以前のコンソール向けタイトルを起動すると、以下のように実機の解像度に合わせた画面サイズで表示されます。
他にも、人気格ゲーやアーケードゲームなど、非常に多くのレトロゲーが収録されています。
いずれのタイトルも、実機でプレイした場合と同じ感覚で遊ぶことができました。
レトロゲームが好きな方には、まさにうってつけのゲーム機でしょう!
一部のゲームタイトルでは動作が重くなることも
大抵のタイトルは快適にプレイすることができましたが、一部のゲームタイトルでは、動作が重くなってまともにプレイすることができませんでした。
▼PS2『メタルギアソリッド3』
特にPS2向けの処理の重い3Dタイトルをプレイすると、上動画のように激しい処理落ちが発生し、すべてがスローに描画されるためゲームプレイどころではなくなります。
この点に関しては、本体スペック不足が原因と考えられるため、仕方がないですね...(´・ω・`)
静音性と放熱性能は良好
ちなみに『Super Console PC Lite』自体の動作音はいたって静かであり、耳を本体に近づけるとかすかなファン回転音が聞こえる程度でした。
▼動作音はとても静かで気になりません。
また放熱性能も優れており、4時間ほど連続で使用した場合でも、本体はほとんど熱を持っていませんでした。
このように、優れた静音性と放熱性能を擁する小型PCとなっています。安心して長時間使用し続けることができるでしょう!
約60機種・60,000タイトル以上を遊べるエミュ搭載のミニPC
- 性能:(☆4)
- デザイン:(☆5)
- 扱いやすさ:(☆4.5)
- 価格(コスパ):(☆4.5)
- 総合評価:(☆4.5)
今回紹介した『Super Console PC Lite』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 約60機種・60,000タイトル以上を遊べる
- コンパクトかつ軽量なデザイン
- 充実したインターフェース構成
- 非常に詳細な設定項目が用意
- 自身で好きなタイトルを追加可能
- 優れた静音性と放熱性能
悪かった点
- 一部タイトル(特にPS2の3Dタイトル)は処理落ちが激しい
- 初期起動時に音が出ない不具合(⇒ システムアップデートで解決)
- 付属コントローラは安っぽい(操作性には問題なし)
以上の通り、購入後すぐに約60機種・60,000タイトル以上のゲーム作品を遊ぶことのできる、エミュ搭載の小型デスクトップPCとなっています。専用コントローラが付属している点もGoodです!
充実したスペック構成により、どのコンソール機の作品でも実機と同じ感覚で遊ぶことができます。ROMやエミュの知識があれば、好きなタイトルを自分で追加することも可能です。
筐体サイズも実にコンパクトなため、置き場所に困ることも無いでしょう。
一方で、PS2の一部処理の重いタイトルでは激しい処理落ちが発生しました。性能的には、恐らくPS2タイトルあたりが限界だと思われます。
それでも、2000年代初期までに発売されたタイトルをいま再び遊びたい方にはうってつけのミニPCです。
著作権問題について
本ゲーム機は著作者からライセンスを取っておらず製作された可能性があります。そのため、一部の方は嫌悪感を感じられるかもしれません。ご了承ください。
また、著作権上は『著作権法は違法な製品であることを承知の上で購入しても、個人の場合は罪に問われることはない』となっています。そのためECサイトから本製品を購入しても問題は無いと思われますが、あくまで自己責任でお願いいたします。
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