最近では外出中にスマホやSwitchなどでゲームを楽しむ人々が増えてきましたね!
特にスマホでゲームアプリを遊ぶ方がほとんどだと思いますが、あまりゲームアプリを起動し続けると、スマホの充電が減ってしまいメインの用途に支障をきたしてしまうことも...(´・ω・`)
スマホとは別に、ゲーム用の携帯端末がほしいな~ と考えている方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ポケットにも入るほどの極小サイズ・軽量さにもかかわらず、PS1などの懐かしいレトロゲームを遊ぶことのできる『Powkiddy Q36 Mini』について紹介したいと思います!
公式販売サイト | http://whatsko.jp/index.php?main_page=product_info&cPath=20&products_id=31 |
ブランド | Powkiddy |
型名 | Q36 Mini |
ディスプレイサイズ | 1.54インチ |
解像度 | 240×240 |
SoC | Allwinner V3s |
OS | Linux(Funkey OS) |
RAM | 64MB |
ストレージ | 32GB(外部マイクロSDカード) |
バッテリー容量 | 1000mAh |
対応プラットフォーム | GAMEBOY GAMEBOY COLOR GAMEBOY ADVANCE NINTENDO SUPER NINTENDO GAMEGEAR MASTER SYSTEM GENESIS PC ENGINE ATARI LYNX NEOGEO POCKET WONDERSWAN PLAYSTATION 等 |
本体サイズ | 94 x 43 x 16 mm |
本体重量 | 約54g |
今回紹介する『Powkiddy Q36 Mini』は、Linux(Funkey OS)を採用した、エミュレータ対応の携帯ゲーム機です。
本体サイズはわずか94 x 43 x 16 mm、重量は約50グラムほどと非常に軽量かつコンパクトなサイズとなっており、持ち運びには実に適したゲーム機となっています。
▼ゲームボーイやプレイステーションなど、昔懐かしのレトロゲームを遊ぶことが出来ます。
▼カバンやポケットに入れて持ち運んでも支障になりません!
1.54インチ、240×240解像度のディスプレイを搭載しており、小さいながらもキレイなグラフィックでゲームを楽しむことが出来ます。
筐体には十字キーやボタン類、L/Rトリガーなど、幅広いタイトルの操作に対応したインターフェースが搭載されています。
▼見た目的にはゲームボーイアドバンスに近い?
そしてTFカード(マイクロSDカード)の挿入に対応しており、購入時点で、エミュレータが内蔵された32GBのマイクロSDカードが付属しています。
▼最大256GBまで拡張可能。
価格も税込7,000円台と、携帯ゲーム機としては比較的リーズナブルな価格に収まっています。
外出先のちょっとした空き時間・待ち時間にゲームを楽しみたい方には、まさにうってつけの携帯ゲーム機であると言えます!
今回、提携先より本製品を提供して頂いたので、実際に使用した感想を元に良かった点・悪かった点などをレビューしていきます。
目次
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧
- ゲーム機本体
- 説明書
- USB Type-Cケーブル
- ストラップ
- 32GB マイクロSDカード
▼説明書は英語・中国語表記のみですが、扱い方で困ることは無いと思います。
本体外観
▼ゲーム機本体の外観。サイズは94 x 43 x 16 mm:約50グラムと 非常にコンパクトで軽く、ポケットにも十分入る大きさです。
▼指でつまんだり、手のひらに載せられるほどのサイズ。
▼質感はプラスチック感満載で、正直安っぽいです。
搭載インターフェース
続いて、搭載インターフェースについて紹介していきます。
▼正面左側には、『十字キー』とスピーカーが搭載されています。
▼正面右側には『電源ボタン』『ABXYボタン』『STARTボタン』『SELECTボタン』が用意。
▼本体上部には『L1/R1トリガー』と『カードスロット』、『USB Type-Cポート』が用意。
▼カードスロットには購入時点で32GBのマイクロSDカードが挿入されていました。
▼本体下部の様子。特に何もありません。
▼ただし左下は、付属のストラップを取り付けられるようになっています。
▼ストラップを取り付けることで落下防止になります。
▼本体背面の様子。こちらも特に何もありません。
このように、限られた筐体サイズの中に、必要最低限のインターフェースがすべて詰め込まれたデザインとなっています。
インターフェースの配置的にはゲームボーイアドバンスに近い印象を受けました。
筐体素材自体には安っぽさが感じられるものの、あまり気にはなりません。
『Powkiddy Q36 Mini』の起動
実際に『Powkiddy Q36 Mini』を起動してみました。
正面右側の電源ボタンを押すことで、ゲーム機が起動します。
ホーム画面で十字キーを左右に操作すると、様々なゲーム機のエミュレータを選択できます。
購入時点で選択できるプラットフォームは、以下の通りでした。
初期対応プラットフォーム
- GAMEBOY
- GAMEBOY COLOR
- GAMEBOY ADVANCE
- NINTENDO
- SUPER NINTENDO
- GAMEGEAR
- MASTER SYSTEM
- GENESIS
- PC ENGINE
- ATARI LYNX
- NEOGEO POCKET
- WONDERSWAN
- PLAYSTATION
▼プラットフォームを選択すると、遊べるタイトルがずらりと一覧で表示されます。
▼プラットフォームごとにメジャーなタイトルが収録されていました。
初期収録タイトルの多くは英語版/中国語版でしたが、一部日本語版のタイトルも入っていました。
主な操作方法
メニュー画面における主な操作方法について紹介していきます。
まず、起動中に電源ボタンを短く押すと、メニュー画面が表示されます。
メニュー画面では、ホーム画面のテーマ変更、ボリューム調整、輝度調整など、様々な設定を行うことが出来ます。
▼ちなみにゲームプレイ中に電源ボタンを押すと、ゲームの中断/終了が可能です。
また、各ボタンを組み合わせて同時押しすることで、様々なショートカット機能を利用することが出来ます。
主なショートカット機能
- 明るさアップ:SELECT+X
- 明るさダウン:SELECT+B
- 音量アップ:SELECT+Y
- 音量ダウン:SELECT+A
- スナップショット撮影:SELECT+十字キー上
- アスペクト比調整:SELECT+十字キー下
- ズームアップ:SELECT+十字キー右
- ズームアウト:SELECT+十字キー左
慣れると直感的に操作できるため、かなり便利な機能となっています!
インターフェースの省スペース化のために、物理的なボタンを極力排除してショートカット機能に割り振った点は賢いと思いました。
実際にゲームを遊んでみた
実際にいくつかゲームを起動して遊んでみました。
▼スーパーファミコン『星のカービィ スーパーデラックス』
▼プレイステーション『バイオハザード3』
動画を観ても分かる通り、スーパーファミコンの2DゲームからPS1の3Dゲームまで、いたって快適に動作していました。
▼ボタンが小さくて最初は押しづらく感じましたが、慣れるとゲームボーイアドバンスに近い感覚でスムーズに操作できるようになっていきます。
普通に実機で遊んだ場合と変わりのないゲームプレイが可能でした。
むしろエミュを使用している分、実機よりもロード時間が体感的に早いように感じます。
画質もまあまあ綺麗です。1.54インチの画面は小さく感じることもありますが、ゲームプレイ自体に大きな支障をきたすことはありませんでした。
▼発色も良好です。
人気格ゲーやアーケードゲームなど、非常に多くのレトロゲーも収録されています。
レトロゲームが好きな方には、まさにうってつけの携帯ゲーム機でしょう!
スピーカー音質はそこそこ良好
スピーカーの音質も、そこそこ良好です。
流石に高音質とは言えませんが、このサイズにしては十分な音圧を実現できていると感じました。
低音こそ響きませんが、中~高音域に関してはよく響きます。
普通にゲームを楽しむ分には、問題のない音質であると言えます。
バッテリーの持ちは4~5時間ほど
最後にバッテリーについて。
本製品には1000mAhのバッテリーが内蔵されています。
実際に本製品でゲームを遊び続けてみたところ、約2時間ほどの連続使用で50%ほどのバッテリー消費でした。
そのため、バッテリーの持ちは満充電の状態から4~5時間程度であると思われます。
この筐体サイズに対して、バッテリー持続時間を実現できているのではないでしょうか。
外出先でちょっとした時間にプレイする分には十分だと思います。
外出先のちょっとした空き時間に遊ぶにはうってつけの携帯ゲーム機
- 性能:(☆3.5)
- デザイン:(☆4.5)
- 扱いやすさ:(☆5)
- 価格(コスパ):(☆4)
- 総合評価:(☆4)
今回紹介した『Powkiddy Q36 Mini』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- ポケットに入るほどの極小サイズ
- ちょっとした空き時間に遊ぶには最適
- 洗練されたインターフェースデザイン
- PS1やゲームボーイアドバンスなどのタイトルを快適にプレイ可能
- 便利なショートカット機能が用意
- 4~5時間程度のバッテリー容量
悪かった点
- 製品自体は安っぽい
- 各ボタンが小さいため、操作に慣れるまで時間がかかる
- 本格的なゲーミングには向かない
以上の通り、指でつまめるほどの極小サイズに対して、PS1レベルのタイトルを快適に遊べる性能を擁した携帯ゲーム機となっています。
数あるゲーム機の中でも、これほど携帯性に優れた端末は珍しいのではないでしょうか。バッテリーも4~5時間ほど持続するため、外出先でのちょっとした空き時間にゲームを遊ぶにはうってつけです!
一方で、7,000円台という価格に対して、筐体自体は安っぽさが感じられます。
また、やはり1.54インチディスプレイは非常に小さいため、細かな操作を要求されるタイトルなどでは、何が起こっているのか把握するのが困難になるでしょう。
本格的なゲーミングに向いているとは言えませんが、30分程度の時間を潰す目的であれば、これほど適した携帯ゲーム機は無いと思います!
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