- 外出先で気軽にゲームを楽しめる端末が欲しい!
- 昔懐かしのレトロゲームを遊びたい!
- 拡張性にも優れた端末が欲しい!
上記のような考えで、携帯ゲーム機を探している方も多いのではないでしょうか?
最近では自宅よりも、外出先や通勤・通学中にゲームを楽しむ人々が増えてきましたね。
ゲームを遊ぶ方の中には、最新のゲームアプリだけでなく、プレイステーションやゲームボーイなど、昔懐かしのレトロゲームを再びプレイしたいと感じている方もいると思います。
そこで今回は、PSやGBAタイトルも遊べる手のひらサイズの超小型携帯ゲーム機『Miyoo Mini』について紹介したいと思います!
▼2.8インチ型のコンパクトゲーム機
ブランド | Whatsk |
製品名 | Miyoo Mini |
OS | Linux |
ディスプレイサイズ | 2.8インチ IPSスクリーン |
解像度 | 640×480 |
リフレッシュレート | 60Hz |
CPU | SigmaStar SSD202D (ARM Cortex-A7 デュアルコア1.2 GHz) |
RAM(メモリ) | 128MB DDR3 |
ストレージ | 32GB 外部MicroSD(最大128GBまで対応) |
バッテリー容量 | 1900mAh |
対応プラットフォーム | ARCADE ファミコン ゲームボーイ ゲームボーイアドバンス MAME Plus メガドライブ MS NEOGEO NEOGEO POCKET PCエンジン プレイステーション スーパーファミコン ワンダースワンカラー |
本体サイズ | 93.5 × 65 × 19mm |
本体重量 | 約106g |
今回紹介する『Miyoo Mini』は、2.8インチのIPSスクリーンを搭載した、手のひらサイズの携帯ゲーム機です。
購入時点で様々なプラットフォームのエミュレータが内蔵された32GBのマイクロSDカードが付属しています。
OSは独自のLinuxを採用。RAM(メモリ)は128MB DDR3を搭載しており、プレイステーションなどの3Dゲームでも快適に動作する性能を擁しています。
本体サイズは93.5 × 65 × 19mm、重量は約100グラムほどと非常にコンパクトであり、カバンやズボンのポケットに入れて持ち運ぶことも可能です。
▼からはホワイトとグレーの2種類が用意。筐体には振動機能も搭載されています。
2.8インチIPSスクリーンは640×480の解像度に対応しており、昔懐かしのレトロゲームを色鮮やかなビジュアルで再び楽しむことが出来ます。
ゲームボーイを彷彿とさせる筐体デザインとなっており、正面には十字キーやABXYボタン、スタート/セレクトボタンなどが用意されています。
また背面にはL/Rトリガーも搭載しており、幅広いタイトルの操作に対応することが可能です。
▼拡張性に優れたインターフェース。
そして1900mAhのバッテリーを内蔵しており、満充電の状態から最大5時間程度の連続使用が可能。外出先や移動中のちょっとした空き時間にゲームを楽しむには十分な容量となっています。
▼充電には付属のUSB Type-Cケーブルを使用。バッテリー自体は簡単に交換することが出来ます。
このように、非常にコンパクトな筐体に充実したインターフェースを搭載した、オススメの携帯ゲーム機となっています。
今回、提携先より本製品を提供していただいたので、実際に使用した感想を元に良かった点・悪かった点などをレビューしていきます!
▼なお、以前紹介した極小サイズの携帯ゲーム機『Powkiddy Q36 Mini』もオススメです。
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目次
製品本体および付属品
製品本体および付属品について紹介していきます。
▼製品外箱の様子
▼内容物をすべて取り出した様子
内容物一覧
- ゲーム機本体
- 説明書
- USB Type-Cケーブル
- USBカードリーダー
- 32GB マイクロSDカード
▼説明書は英語・中国語表記のみとなっていますが、扱い方は簡単なため、そこまで困ることは無いでしょう。
▼USBカードリーダーが付属しており、マイクロSDカードを挿入してPCでデータの編集・追加等が可能です。
本体外観
▼ゲーム機本体の外観。購入時点でディスプレイに保護シールが貼られていました。
▼サイズは93.5 × 65 × 19mm:約106グラムと 非常にコンパクトで軽く、ポケットにも十分入る大きさです。
▼手のひらにスッポリ収まってしまうほど。
▼厚みも19mmと薄いです。
▼背面の様子。今回提供したいただいた筐体の色はホワイトであり、実際に見ると昔のゲームボーイに近い乳白色だと感じました。おそらく意図的に近い色でデザインされているのだと思われます。
▼背面をカパっと開くと、バッテリーが簡単に交換できるようになっています。
▼ウワサではコチラのバッテリーと互換性があるようですが、あくまで自己責任でお願いいたします。
搭載インターフェース
続いて、搭載インターフェースについて紹介していきます。
▼正面には、『十字キー』『メニューボタン』『ABXYボタン』『STARTボタン』『SELECTボタン』とスピーカーが搭載されています。
▼左側面にはボリューム調節用のダイヤルが用意。
▼右側面には特に何もありません。
▼上部には『電源ボタン』とLEDインジケーターが用意。
▼下部には『3.5mmイヤホンジャック』『カードスロット』『Type-Cポート』が用意。
外出先や移動中でも、イヤホンを利用してサウンドを楽しめる点は助かりますね!
▼なお、カードスロットは最大128GBまでのマイクロSDカードの挿入に対応しています。
▼そして背面には『R1/R2、L1/L2トリガー』が用意されています。
このように、限られた筐体サイズの中に、必要最低限のインターフェースがすべて詰め込まれたデザインとなっています。
筐体素材自体にはやや安っぽさが感じられますが、あまり気にはなりません。
『Miyoo Mini』の起動
実際に『Miyoo Mini』を起動してみました。
正面上部の電源ボタンを押すことで、ゲーム機が起動します。
▼ホーム画面が表示されます。ちなみにホーム画面では何故かPS VITAのメニューBGMが流れていました。
ホーム画面の『App』から『文件管理器』を選択すると、マイクロSDカード内のフォルダを閲覧・操作することが出来ます。
また、『Setting』からはデバイスの各種設定を行うことが出来ます。
▼言語設定を日本語に切り替えることも出来ました。
▼各ボタンの役割編集も可能。
このように充実した設定項目が用意されているので、ゲーム開始前に調整しておくと良いでしょう!
実際にゲームを遊んでみた
実際にいくつかゲームを起動して遊んでみました。
ホーム画面より『ゲーム』を選択すると、プレイ可能な(エミュ搭載済みの)プラットフォームが一覧で表示されます。
初期対応プラットフォーム
- ARCADE
- ファミコン
- ゲームボーイ
- ゲームボーイアドバンス
- MAME Plus
- メガドライブ
- MS
- NEOGEO
- NEOGEO POCKET
- PCエンジン
- プレイステーション
- スーパーファミコン
- ワンダースワンカラー
▼プラットフォームを選択すると、遊べるタイトルがずらりと一覧で表示されます。初期状態で遊べるタイトル数はそこまで多くはありません。
タイトルを選択すると、ゲームが開始されます。
実際にプレイしている様子
実際にプレイしている様子を動画でいくつか紹介していきます!
▼PS1『悪魔城ドラキュラ 月下の夜想曲』
▼ワンダースワン『デジモン バトルスピリット』
▼PS1『レイストーム』
▼PS1『バイオハザード3』
動画を観ても分かる通り、プレイステーションの3Dゲームでも快適に動作していました。
ディスプレイの発色も良好で、スクリーンサイズに対して解像度も高めであるため、満足度の高い映像品質でゲームを楽しむことが可能です。
▼細部までクリアに描画されます。
▼発色も良好で、満足度の高いゲーム体験が可能。
3Dゲームプレイ時に激しい動き(アクション)を伴う場面では、多少のフレームレート低下やカクつきを感じることはありました。しかし全体的にスムーズなパフォーマンスを実現しており、プレイステーション1の3Dタイトルでも、スペック不足を感じることはほとんどありませんでした。
▼昔懐かしの名作を手のひらサイズで遊べる感動!
PS1やゲームボーイアドバンス程度であれば、どのタイトルでも問題なく動作させることが出来ると思います。
快適な操作性
筐体に搭載された各ボタン類は、素材自体に安っぽさこそ感じられるものの、反応性は良好でありストレスのない操作を楽しむことが出来ました。
▼2D・3Dゲームのいずれでも問題なく操作可能です。
▼各ボタンの位置が若干近めのため、最初は誤動作(ミスタッチ)を起こしがちですが、慣れれば快適に操作できるようになります。
▼背面のL/Rトリガーに関しても、L2/R2トリガーが若干浮き出て押しやすい設計となっています。
▼R1/R2、L1/L2トリガーのミスタッチを減らすための新設設計。
スピーカー音質も良好
スピーカーの音質も良好です。
流石に高音質とは言えませんが、このサイズにしては十分な音圧を実現できていると感じました。
低音こそ響きませんが、中~高音域に関してはよく響きます。
普通にゲームを楽しむ分には、問題のない音質であると言えます。
ゲームの中途セーブやスリープが可能
ゲームプレイ中に本体中央の『メニューボタン』を短押しすると、以下のようなウィンドウが表示され、ゲームを終了させたり中途セーブ・ロードを行うことが出来ます。
▼どこでも進行状況を保存できる便利機能
また、『電源ボタン』を短押しすると、本体をスリープ状態にすることが可能です。
▼スリープ状態では、上部のLEDインジケーターが点灯しています。
このように、ゲームを急に中断する必要のある場面でも迅速に対応できる便利な設計となっています。携帯ゲーム機としてはうってつけの機能ですね!
バッテリーの持ちは4~5時間ほど
最後にバッテリーについて。
本製品には1900mAhのバッテリーが内蔵されています。
実際に本製品でゲームを遊び続けてみたところ、約3時間ほどの連続使用で70%ほどのバッテリー消費でした。
そのため、バッテリーの持ちは満充電の状態から4~5時間程度であると思われます。
この筐体サイズに対して、バッテリー持続時間を実現できているのではないでしょうか。
外出先でちょっとした時間にプレイする分には十分な容量であると感じました。
なお、長時間の連続使用時でも本体から気になる発熱等はありませんでした。
性能・デザインの両面でかなり完成度の高い携帯ゲーム機
- 性能:(☆4)
- デザイン:(☆5)
- 扱いやすさ:(☆5)
- 価格(コスパ):(☆4.5)
- 総合評価:(☆5)
今回紹介した『Miyoo Mini』について、特長をまとめると以下の通りです。
良かった点
- 非常にコンパクトかつ軽量なデザイン
- 充実したインターフェース
- 綺麗なIPSスクリーン
- PS1の3Dタイトル程度であればスムーズに動作
- 操作しやすいインターフェース
- 中途セーブやスリープ機能を用意
- リーズナブルな価格
悪かった点
- 特に無し
以上の通り、手のひらサイズのコンパクトな筐体に対して、性能・デザインの両面でかなり完成度の高い携帯ゲーム機に仕上がっていました。
操作インターフェースが充実しているだけでなく、操作しやすいように洗練された設計がなされており、どのタイトルでも快適に遊ぶことが出来ました。
基本性能自体も、PS1やゲームボーイアドバンス程度のタイトルを遊ぶ分には問題のないパフォーマンスとなっています。
中途セーブやスリープ機能が用意されていたり、イヤホンジャック、5時間程度持続可能なバッテリーを搭載していたりと、携帯ゲーム機として必要な条件をすべて満たしていると言えます。
最近リリースされた中華製携帯ゲーム機の中でも、最も完成度の高いモデルの1つでしょう!
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